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決め付けないで。

科学は悪者では無い。

それをもっと分かって欲しい。知って欲しい。
確かに、原爆や生物兵器の醜態は見るに耐えない。しかし、現在の教育現場では、そればかりを馬鹿の様に強調して、科学技術がどれだけ医療に役立っているか、環境への罪滅ぼしを可能にするものか、(担当の先生にも拠るが)殆ど説明が無い。道徳の時間等、何かにつけ「科学は悪者扱い」な発言を幾度と無く耳にしてきた。勿論、悪影響について考えなくてはならないのは当然だ。しかし、それではあまりにフェアでない。それこそ、「世界は変動する」という事実への考察を妨げる行為ではないか。
倫理で言う所の「人間は灰色の存在である」という説。倫理学的に言うなら、科学は人間が生み出した、云わば灰色の子供なのである。

私は、「『科学』という存在を童話で言う『魔法』と捉え、使い方―扱う者によって白にも黒にも染まる。云わば人間と同じ存在」だと考えている。
この世界で変わらない事があるのだとしたら、その1つは「変化」だろう。星の動き、空気の流れ、地殻の変動、生活リズム、細胞分裂…。絶対零度と言われる世界でさえ、微々たる動きが存在するのだ。
この変化を解き明かしたのは、倫理でも宗教でもない。科学という学問なのだ。正にその前に哲学が存在する事実は言うまでもない。そう、科学は「ある事象を深く探求する」行為によって生まれている。この「探求する」行為自体が、人間が考える葦である事の証明であり、哲学なのだ。
理数離れ―この現象は極端な話、「事実への哲学」への配慮の無さが根本にあると伺える。
>続きは又今度。。

入学当初から変わらない概念だが、そんな曖昧な存在だからこそ、善だ悪だと決め付ける様な発言は、控えて欲しい。少しでも科学を齧った者からの、切実な願いである。

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