« 金八先生撮影現場?! | トップページ | 風邪ひいた…。 »

自殺と生命反応

いろんな観点がありますが、今回はちょこっと揚げ足取りで行きます。
最後の一文は遺族の方々には非常に失礼ですが、どうか、お見知りおきをm(__)m

死ぬのが悪い・弱い という見解は…そのまま生を否定する事に繋がると思うので、その様な言い分は大概にした方がよろしいのではないかと。

生は、死の始まり。

命の価値など、誰が量れるか。

幼少より生命について考察を重ね(おそらく、人とはそういうものなのでしょう。自分の哲学が存在する生き物なのかもしれません)、大学で化学科に入学した事により、思考はより現実的になりました。

まず、物理化学で言うところの厳密な孤立系は、少なくとも地球上には存在しません。
故に、世界と無関係であることは出来ない。
その為、外側から来る侵略に耐えねばならない必然が出てくるのですが、そう出来るかどうかは、その個体次第なのです。
又、細胞死にはネクローシス(壊死)とアポトーシス(能動的な細胞死)が存在するそうですが、虐めやリストラによる自殺は、例えるなら前者になるのでしょうか?
ネクローシスとは、細胞に強度の侵襲が加わった場合に起こるので、人の気持ち-心の基準により自殺は起りうるという事です。

よって、冷たく言えば、自殺は個体による自由選択なのです。

私にとっては、虐めなど芸の肥やしそのものでした(「卑劣な贖罪」参照)が、細胞―遺伝子が異なる限り、唯一無二の存在であり、十人十色のその言葉通り、そうで無い人がいて当たり前なのです。

勿論、「哀しい」形の死を遂げない為に、あらゆる思想・理由が存在する事は、少なくとも温かみのある人としての生き方であり、第三者の行動として、なくてはならないものです。

死は否定出来ない。
しかし、そこに愛があるのなら、「死ぬな」とも、言えるのだろう。

そして生命体は、生まれた瞬間から死という、生体が機能しない状態に移行していくのですから、当然、時間は死に向かって進みます。
これは、時間と生命の関わりが切り離せ無い事から来ています。
よって、死に向かって日夜歩いている私達は、必ず死にます。

死ねば終わる。それが現実。

だから死ぬ事自体、何も悪くも、弱くも無いのです。

いろいろと勿体ぶりましたが、そもそも善悪の基準とは、唱えられた時代・場所でしか機能せず、しかしだからと言って個体の自由を奪ったり、縛ったりする権利は誰にも無いのです。
よって個体―もとい細胞に悪意を持って接する行為は、人らしからぬ、非常に我が儘極まりない行為と言えるでしょう。

この様な事例において先を考える事は最も非情ですが、生きている限り死から何を得るかが、人の業に繋がります。
その観点から見ても、自分以外の命を傷付ける行為は、思考によって自殺するより、ずっと自分の視野を狭める、愚かな生き方にしかならないのです。

[関連記事]
泡沫の記憶

|

« 金八先生撮影現場?! | トップページ | 風邪ひいた…。 »

意見」カテゴリの記事

コメント

おひさしぶりです。
>死ぬ事自体、何も悪くも、弱くも無いのです。
>自分以外の命を傷付ける行為は、思考によって自殺するより、ずっと自分の視野を狭める

名言ですね。なにかの折に受け売りで使わせて頂きますm(__)m
今日、親しい友人と「老人のボケ」について話をしました。
彼曰く「ボケは死の恐怖から逃れる人類(脳)の知恵だ」
と言ってました。
「ふ~む..なるほど名言だね」と感心しましたが、今日偶然
に、死について心に留まる言葉を頂きましたのでなんとなく
コメントを残したくなりました。

PS.彼はつねにボジティブで周囲の人からの人望も厚いのですが
無類の注射嫌い&医者嫌いで、「それも脳の知恵か?」と意地悪な質問をしたら..「それは個性だ!」だそうです(笑)

投稿: たすけ | 2007/11/28 23:47

いつも本当にありがとうございますっっ(><)
コメントがこんなにもありがたいものとは…こう思えたのも、たすけ様のお陰です!
ありがとうございます!!

友人の方、とてもユーモアですね(*^-^*)素敵です☆
私も「なるほど!」と思ってしまいました!
しかし、私もいつか死の恐怖から逃れようとするのかと思うと…今の内鈍感になっておいた方が良いのでしょうか(笑)
でも、それを超えないと、死ねない気が…。
死を迎えて生を閉じるというのは、そう簡単にはいかなそうです…(><)

投稿: RuKa | 2007/12/12 09:21

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/401627/9144641

この記事へのトラックバック一覧です: 自殺と生命反応:

« 金八先生撮影現場?! | トップページ | 風邪ひいた…。 »